マウスピース矯正 治療期間
はじめに
この記事をお読みになっている方の中にはマウスピース矯正治療を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。マウスピース矯正治療とはどういったものになるのかご存知でしょうか。従来のワイヤーを使用した治療とは大きく変わります。
マウスピース矯正治療とはマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)と呼ばれる無色透明なマウスピースを使用して歯並びを綺麗にする治療になります。素材は高強度なプラスチック素材を使用していて、薄く言葉もしゃべりづらくならない、というのが特徴的です。
一方で従来のワイヤーを使用した矯正治療はギラギラとしたワイヤー(別名:ブラケット)を使用して実施する矯正治療です。
一番の違いはやはり、見た目でしょうか。ワイヤーを使用するだけあって、歯科矯正治療を実施していることが一目でわかりますが、 マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)を使用した矯正治療の場合、他人から気づかれにくいことが一番の違いだと思います。
では、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)を使用した歯科矯正治療の場合どのような流れで実施されるのでしょうか。
1.マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)を使用した歯科矯正治療の流れ
①カウンセリング
まず初めに、患者様のカウンセリングから実施します。このカウンセリングでは歯の状態を確認します。また他の患者様の事例等をご紹介させていただきます。他にも歯並びが悪いせいでどんなお悩みがあるのかをヒアリングします。ここでは患者様と医師との情報共有が目的になります。
②レントゲン
次にレントゲンにて目には見えない歯の生え方、状態を確認します。レントゲンを撮らせていただいたあとは患者様に現状の状態を共有し、今後どのような計画で矯正治療を実施するかをご提案させていただきます。ここでは治療計画を立てるというのがレントゲンを撮る目的となります。
③iTero にてマウスピース矯正装置の歯型を作成
当院ではiTero機器を導入しています。iTeroとはマウスピース矯正装置を作成するための機械です。この機械を使用することにより、患者様の負担を軽減させることができ、なおかつ手軽にマウスピース矯正装置の歯型を作成することができます。
④矯正期間
ここで本記事のテーマである、矯正治療の期間をご説明いたします。
マウスピース矯正治療が始まると患者様の治療計画に沿って治療が実施されます。個人差はありますが1ヶ月に約3枚のマウスピースを使用します。
治療期間も個人差がありますが約2~3年を要します。その際に使用するマウスピースは36枚~90枚を使用します。なぜこれだけの期間に差があるかというと患者様の最初の状態によって難易度が違うからです。難易度が高ければそれだけ使用するマウスピースが増える傾向があります。そのため治療期間に差が出てしまうわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)を使用した矯正治療の流れ、
矯正治療期間がお分かりいただけたのでしょうか。
内容をまとめますのでご確認いただけますと幸いです。
【治療の流れ】
①カウンセリング
②レントゲン
③アイテロにてマウスピース矯正装置の歯型を作成
④矯正治療
【矯正治療期間】
・個人差はありますが 1ヶ月に約3枚のマウスピースを使用します。
・治療期間も個人差がありますが約2~3年を要します。
以上なります。
この記事が読者の一助になれば幸いです。
※治療の流れは一部異なる可能性があります。詳細に関してはお問い合わせいただけますと幸いです。
