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矯正中の食生活

はじめに

歯科矯正をご検討の皆様の中にはこんな不安がある方もいらっしゃるのではないでしょう か。

・装置を付けたまま食事をすることが可能なのか?

・歯科矯正期間中の食生活って注意するべきことがあるの?

・食べられない料理や食材があったら知りたい。

など、食生活の疑問点がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事ではそんな、『食生活』について疑問や、お悩みをお持ちの方のための記事とな っております。

最後までお読みいただけますと幸いです。

 

歯科矯正の施術法の種類

歯科矯正治療中の食事での注意事項をご説明する前に抑えておかなければならないことがあります。それは、歯科矯正治療の方法には大まかに 2 種類あるということ知っておく必 要があります。それは取り外しが不可能な治療法か、取り外しが可能な治療法、という 2 種類です。代表的なもので言うと取り外しが不可能な治療法はワイヤーを使用したもの、 一方取り外しが可能なものはマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライ ン)での治療法です。食事中の注意事項は歯科矯正の方法によって異なるということを抑え ておきましょう。

 

食事中の注意事項

上記では矯正方法には大まかに 2 種類がある、ということご説明させていただきました。

続いては各歯科矯正法についての注意事項をご説明させていただきます。

下記の表をご参考にいただけますと幸いです。

 

矯正方法の種類 取り外し不可能 取り外し可能
主な矯正方法 ワイヤー矯正
・リンガル矯正 など
・マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置
(インビザライン)での歯科矯正
注意事項 ・装着後は硬いものを避ける
・装置にまとわりつきやすいものを避ける
・食事後は歯磨きをする
・食事の際はマウスピース型の装置を外す
・装着時は水以外を避ける
・装着時に熱いものは変形するリスクがあるためを避ける
・食事後は歯磨きをする

 

いかがでしょうか。次に注意事項を詳細にご説明させていただきます。

 

■取り外し不可能な矯正方法の注意事項

・装着後は硬いものを避ける

装着後というのは装置がお口に馴染んでおらず、違和感がある可能性が高いです。 そのため、無理に硬いものを食べようとすると装置が破損してしまうリスクを高めてしま います。そのため硬いものを避ける必要があります。

下記に硬い食べ物に該当する食材を記載しておきますのでご確認いただけますと幸いで す。

 

硬い食べ物一覧 ・バケット、めざし、鳥軟骨、アーモンド、するめ、昆布、
せんべい、かりんとう、豆、生野菜(人参、大根)など

 

 

・装着中はまとわり付く食べ物を避ける

装着中はお口の中にまとわりつくものは避けた方がよいでしょう。理由はお口の中は常に 清潔に保つ必要がり、怠ると虫歯などのリスクが高まります。矯正期間中は装置を付けて いるため、歯磨きでは届かない個所が生まれやすくなります。そういった意味でもお口の 中にまとわりつくものはさけたほうがよいです。

下記にお口の中にまとわりつく食べ物に該当する食材を記載しておきますのでご確認いた だけますと幸いです。

お口にまとわりつく食べ物一覧 ・ガム、チューインガム、スナック菓子、キャラメル など

 

 

■取り外し可能な矯正方法の注意事項

・取り外し可能な矯正な矯正方法の場合特に食べ物で避ける必要があるものはありませ ん。ただ、一番注意していただきたいのはお水以外のものがお口の中に入る場合はマウス ピース型の装置を外す必要があります。理由はマウスピース型の装置が綺麗な状態を保つ ことと破損を防ぐ必要があるからです。

また、お湯もマウスピース型の装置を外してからお飲みいただくことをおススメします。 理由はマウスピース型の装置はプラスチックでできているため、熱さに耐えきれず変形し てしまう可能性があるからです。

食事後は必ず歯磨きをするのをおススメします。マウスピース型の装置を歯にはめる必要 があるので歯磨きをしないと虫歯になってしまう可能性が高くなってしまうからです。

 

まとめ

いかがでしょうか。

この記事では歯科矯正期間中の食事の注意事項についてご説明させていただきました。 改めて記事の内容をまとめますのでご確認いただけますと幸いです。

 

■取り外し不可能な矯正方法の注意事項

・硬いものを避ける

・お口の中にまとわりつくものを避ける

・食事後は歯磨きをする

 

■取り外し可能な矯正方法の注意事項

・お水以外のものがお口の中に入る場合マウスピースを取り外す

・食事後は歯磨きをする

 

以上になります。

2 種類の矯正方法の共通点は食事後、歯磨きをするということです。

矯正期間中はお口の中を清潔に保っている時間を長くした方がよいでしょう。

その分、虫歯に侵されるリスクが減るからです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が一助になれば幸いです。

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